アパグループ代表・元谷外志雄のことです。アパグループの広報誌(アップルタウン)に毎月、元谷代表が対談する「BIG TALK」という企画があるんですが、読んでいて「あぁこの人は日本の評判を辱めている典型だなぁ」と。
まぁ今までの対談相手が岡崎久彦、渡部昇一、西村真悟、藤岡信勝、黄文雄、戸塚宏などかなり香ばしいメンバーで構成されていることから想像はついたんですが。
そこで、失笑ネタとして、APA HOME > 月刊アップルタウン(Apple Town) > バックナンバーから最近の対談の一部を文字起こししてみました。
日本を憂うサムライ同士、熱く語る!
[PDF]平成19年6月号:中国に対して日本はもっとはっきりと主張すべきだ
株式会社日本文化チャンネル桜 代表取締役 水島 総氏
本谷社長「日本も核武装すると主張するべき。」「戦前、北朝鮮のインフラに投資した莫大な資本を考えると、反対にお金をもらわなくてはいけないくらいです。」「日本が慰安所に直接関与したという証拠は全くない。」
水島「日本も攻めの発想を持つべき。例えば反日デモで暴れている学生にお金をばらまいて、もっと過激にやらせれば日本や欧米の企業は恐がって撤退します。そうなれば中国はあっという間に崩壊します。」「責任を持って国家のために戦争と政治を行なうサムライを復活させるべきです。」
……ここまでイッちゃってるとツッコミ入れる気にもなりません。*1ネトウヨと同レベルのアホ侍といったところでしょうか。
*1ここでいうネトウヨとはネット右翼と呼べるレベルの論理をもった人間ではなく単なる嘘吐きのことです。
*2東京裁判史観を押しつけたアメリカ人に何も言えず……
[PDF]平成20年2月号:日本精神的社会の拡がりが世界を平和にする
ハーバード大学アジアセンター マネージャー ジョン・D・ミルズ氏
本谷社長「サミュエル・ハンチントン教授は、世界を8つの文明に分ける際に1つの分類として日本文明を入れています。それほど日本は長い歴史から生み出された他にはない特徴のある文化を保有した国であり、国民が誇りを持っていいと思います。」
ミルズ「経済や社会、学問や技術の面では進んでいる日本ですが、アメリカなどの欧米の基準からみると政治的にはかなり未熟です。」
本谷社長「私もご指摘の通りだと思います。」
ミルズ「一番大きな原因は西洋諸国に比ベて日本の民主主義の歴史がまだ浅いことだと思います。」
本谷社長「そうかもしれません。」
アメリカ人にこそ「日本を禁輸で追い込み開戦を強要したのはルーズベルトだ」と言わなきゃ。
*2藤岡信勝センセイによると「東京裁判史観」とは東京裁判を頂点にした「日本の敗戦直後からアメリカ占領軍の絶対的権力のもとで周到に用意され実施された日本人の『洗脳』作戦・思想改造計画」にもとづき、「日本人は『あの戦争』の責任は、あげて犯罪国家日本の側にあると教え込まれた」日本の近現代史のこと。だそうです。
(南京事件論争史 笠原十九司 230頁より)
アフリカ人に通用しなかった……大東亜戦争肯定論
[PDF]平成20年3月号:悲惨な戦争を「資産」として国家の発展を進めていく
アンゴラ共和国 駐日特命全権大使 アルビノ・マルンゴ大使
マルンゴ大使「アンゴラはポルトガルが400年以上も統治していたこともあって、ヨーロッパのような雰囲気がある国ですから犯罪が多いこともありません。」
本谷社長「有色人種の国として唯一、日本が欧米の白人国と戦い続けたことでアジア、アフリカの国々は独立できた。独立に関してアジアの多くの国は日本に感謝している。それなのに、中韓だけはいまだに日本を非難してきます。」
マルンゴ大使「実は、私は駐日大使をしていることを非常に誇りに思っているのです。なぜなら、内戦の時代、アンゴラに対して戦火を拡大するような不必要な干渉を一切行なわなかった日本を尊敬しているからです。」「国民を犠牲にせざるを得ない戦争はあってはならないと思うのです。アンゴラは長い内戦で多くの悲惨なことが起こりました。平和の大切さを心の底から理解しているからこそ人種、民族、宗教の違いにこだわらず講和することができるのです。」
本谷社長「ところで*3鈴木宗男さんにお会いになりましたか。実りある話しができると思いますよ。」
マルンゴ大使「わかりました。そのときは代表にお会いした話しもしてみます。」
アジアやアフリカの国々が独立に関して日本に感謝しているとすれば戦後の経済支援や軍隊による不必要な干渉をしなかった部分だと思うんですが、そこらへんの根本的なところを理解できていないのようでかなり恥ずかしい発言が目立ちます。それにしてもこのアホ社長の独善的な対談のどこがBIG TALKなんでしょうか。ただのビックマウスにしか見えないんですが。
*32/26 鈴木宗男被告2審も実刑 - MSN産経ニュース
【関連リンク】
・元谷外志雄アパ代表は「日本李登輝友の会」の理事でもある
・李登輝氏をマンセーする靖国カルト教信者達
・アパグループと安倍晋三の証拠写真 - 反戦な家づくり
まぁ今までの対談相手が岡崎久彦、渡部昇一、西村真悟、藤岡信勝、黄文雄、戸塚宏などかなり香ばしいメンバーで構成されていることから想像はついたんですが。
そこで、失笑ネタとして、APA HOME > 月刊アップルタウン(Apple Town) > バックナンバーから最近の対談の一部を文字起こししてみました。
日本を憂うサムライ同士、熱く語る!
[PDF]平成19年6月号:中国に対して日本はもっとはっきりと主張すべきだ
株式会社日本文化チャンネル桜 代表取締役 水島 総氏
本谷社長「日本も核武装すると主張するべき。」「戦前、北朝鮮のインフラに投資した莫大な資本を考えると、反対にお金をもらわなくてはいけないくらいです。」「日本が慰安所に直接関与したという証拠は全くない。」
水島「日本も攻めの発想を持つべき。例えば反日デモで暴れている学生にお金をばらまいて、もっと過激にやらせれば日本や欧米の企業は恐がって撤退します。そうなれば中国はあっという間に崩壊します。」「責任を持って国家のために戦争と政治を行なうサムライを復活させるべきです。」
……ここまでイッちゃってるとツッコミ入れる気にもなりません。*1ネトウヨと同レベルのアホ侍といったところでしょうか。
*1ここでいうネトウヨとはネット右翼と呼べるレベルの論理をもった人間ではなく単なる嘘吐きのことです。
*2東京裁判史観を押しつけたアメリカ人に何も言えず……
[PDF]平成20年2月号:日本精神的社会の拡がりが世界を平和にする
ハーバード大学アジアセンター マネージャー ジョン・D・ミルズ氏
本谷社長「サミュエル・ハンチントン教授は、世界を8つの文明に分ける際に1つの分類として日本文明を入れています。それほど日本は長い歴史から生み出された他にはない特徴のある文化を保有した国であり、国民が誇りを持っていいと思います。」
ミルズ「経済や社会、学問や技術の面では進んでいる日本ですが、アメリカなどの欧米の基準からみると政治的にはかなり未熟です。」
本谷社長「私もご指摘の通りだと思います。」
ミルズ「一番大きな原因は西洋諸国に比ベて日本の民主主義の歴史がまだ浅いことだと思います。」
本谷社長「そうかもしれません。」
アメリカ人にこそ「日本を禁輸で追い込み開戦を強要したのはルーズベルトだ」と言わなきゃ。
*2藤岡信勝センセイによると「東京裁判史観」とは東京裁判を頂点にした「日本の敗戦直後からアメリカ占領軍の絶対的権力のもとで周到に用意され実施された日本人の『洗脳』作戦・思想改造計画」にもとづき、「日本人は『あの戦争』の責任は、あげて犯罪国家日本の側にあると教え込まれた」日本の近現代史のこと。だそうです。
(南京事件論争史 笠原十九司 230頁より)
アフリカ人に通用しなかった……大東亜戦争肯定論
[PDF]平成20年3月号:悲惨な戦争を「資産」として国家の発展を進めていく
アンゴラ共和国 駐日特命全権大使 アルビノ・マルンゴ大使
マルンゴ大使「アンゴラはポルトガルが400年以上も統治していたこともあって、ヨーロッパのような雰囲気がある国ですから犯罪が多いこともありません。」
本谷社長「有色人種の国として唯一、日本が欧米の白人国と戦い続けたことでアジア、アフリカの国々は独立できた。独立に関してアジアの多くの国は日本に感謝している。それなのに、中韓だけはいまだに日本を非難してきます。」
マルンゴ大使「実は、私は駐日大使をしていることを非常に誇りに思っているのです。なぜなら、内戦の時代、アンゴラに対して戦火を拡大するような不必要な干渉を一切行なわなかった日本を尊敬しているからです。」「国民を犠牲にせざるを得ない戦争はあってはならないと思うのです。アンゴラは長い内戦で多くの悲惨なことが起こりました。平和の大切さを心の底から理解しているからこそ人種、民族、宗教の違いにこだわらず講和することができるのです。」
本谷社長「ところで*3鈴木宗男さんにお会いになりましたか。実りある話しができると思いますよ。」
マルンゴ大使「わかりました。そのときは代表にお会いした話しもしてみます。」
アジアやアフリカの国々が独立に関して日本に感謝しているとすれば戦後の経済支援や軍隊による不必要な干渉をしなかった部分だと思うんですが、そこらへんの根本的なところを理解できていないのようでかなり恥ずかしい発言が目立ちます。それにしてもこのアホ社長の独善的な対談のどこがBIG TALKなんでしょうか。ただのビックマウスにしか見えないんですが。
*32/26 鈴木宗男被告2審も実刑 - MSN産経ニュース
【関連リンク】
・元谷外志雄アパ代表は「日本李登輝友の会」の理事でもある
・李登輝氏をマンセーする靖国カルト教信者達
・アパグループと安倍晋三の証拠写真 - 反戦な家づくり
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この暴言は知らなかったので以下メモしときます。
<関連リンク>
■2011年6月号の月刊『WiLL』に載った渡部昇一氏との対談での発言
曽野綾子「東電に責任はない」「放射線の強い所は、じいさんばあさんを行かせればいい」
■2008年1月9日の産経『正論』に載った曽野綾子氏のコラム「どこまで恵まれれば気が済む」にたいする黙然日記のid:pr3さんによるツッコミ
→http://d.hatena.ne.jp/pr3/20080109/1199878513
2004/10/22 台風 教育のチャンス 利用を 曽野綾子 - 産経新聞
http://nippon.zaidan.info/kinenkan/moyo/0001283/moyo_item.html
(魚拓)
学校その他に避難した人たちは、ラベルのついた新しい毛布を支給されていた。一晩のことに何でそんなに甘やかさねばならないか私はわからない。避難したら新聞紙を床に敷いて、何枚も重ね着をして眠って当たり前だ。それがいやなら、早めに毛布や蒲団(ふとん)を背負って避難するだけの個人の才覚の訓練が要る。お弁当なども行政は配る必要はない。天気予報を聞くことができるシステムがあるのだから、自分で歩けない老人や障害者は別として、避難する時、食料は自分で持って来るのが世界の当然だ。
http://nippon.zaidan.info/kinenkan/moyo/0001283/moyo_item.html
(魚拓)
学校その他に避難した人たちは、ラベルのついた新しい毛布を支給されていた。一晩のことに何でそんなに甘やかさねばならないか私はわからない。避難したら新聞紙を床に敷いて、何枚も重ね着をして眠って当たり前だ。それがいやなら、早めに毛布や蒲団(ふとん)を背負って避難するだけの個人の才覚の訓練が要る。お弁当なども行政は配る必要はない。天気予報を聞くことができるシステムがあるのだから、自分で歩けない老人や障害者は別として、避難する時、食料は自分で持って来るのが世界の当然だ。
<関連リンク>
■2011年6月号の月刊『WiLL』に載った渡部昇一氏との対談での発言
曽野綾子「東電に責任はない」「放射線の強い所は、じいさんばあさんを行かせればいい」
■2008年1月9日の産経『正論』に載った曽野綾子氏のコラム「どこまで恵まれれば気が済む」にたいする黙然日記のid:pr3さんによるツッコミ
→http://d.hatena.ne.jp/pr3/20080109/1199878513

Meifumadohさんから、こんなコメントもらいました。
安倍晋三のブレーンとして余計な助言ばかりして保守のプリンスを墜落させ、「戦後レジームからの脱却」というクーデターに失敗した保守論客、岡崎久彦、櫻井よしこ、屋山太郎が、自分達のこれまでの言動を反省することなく好き勝手なことを語っています。中でも岡崎久彦がひどいなぁと思いました。
岡崎久彦「安倍首相の退陣理由は健康問題です。政策のどこかが行き詰まっていた、評判が悪いから辞める、とは言ってません。」
退陣理由を、どうにかして健康問題だけにしたいようですね。
岡崎久彦「教育再生会議はあとは事務的にやればよく、教育はもう大丈夫だと思います。」
誰もが思いつきそうな提言ばかりで、深みのない論議に時間だけ費やし、「親へのおせっかい」と批判されていたと思うんですが、、、しかも“もう大丈夫”って、、、アタマ大丈夫?何を根拠に言ってるんでしょうか。
【追記】
■「プリンス安倍」退場 保守論客の弁は(魚拓)
<教育再生関連ニュース>
■09/19 道徳、教科にせず 中教審方針 再生会議案「困難」
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200709180393.html
■09/19成績による予算配分廃止へ 学テ不正行為受け東京都足立区
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007091901000330.html

「プリンス安倍」退場 保守論客の弁は
http://www.mainichi-msn.co.jp/seiji/kokkai/news/20070918dde012010036000c.html
web版の毎日でこんなイタイタしい記事を見つけました(笑)。
岡崎久彦、櫻井よしこ、屋山太郎、あの三大茶坊主ら(嘲)に今、敢えて語らせる!
なんと底意地の悪い企画(笑)。
岡崎「小沢も福田も『左翼偏向反動』だ、麻生なら反動は無い」
櫻井「安倍氏の弱さは戦後日本の弱さそのもの、早く戦後レジームを脱却せねば」
屋山「憲法も教育も安保も安倍の大功績、愚民の生活には直結しないから理解されなくて当然」
いやはや…
詭弁・手の平返し・夜郎自大・自己弁護…、ネットウヨの書き込みそのもの(笑)。
もう「真面目に相手する方が負け」っていう次元ですね(嘲)。
Meifumadoh | URL | 2007/09/18/Tue 19:23 [EDIT]
安倍晋三のブレーンとして余計な助言ばかりして保守のプリンスを墜落させ、「戦後レジームからの脱却」というクーデターに失敗した保守論客、岡崎久彦、櫻井よしこ、屋山太郎が、自分達のこれまでの言動を反省することなく好き勝手なことを語っています。中でも岡崎久彦がひどいなぁと思いました。
岡崎久彦「安倍首相の退陣理由は健康問題です。政策のどこかが行き詰まっていた、評判が悪いから辞める、とは言ってません。」
退陣理由を、どうにかして健康問題だけにしたいようですね。
岡崎久彦「教育再生会議はあとは事務的にやればよく、教育はもう大丈夫だと思います。」
誰もが思いつきそうな提言ばかりで、深みのない論議に時間だけ費やし、「親へのおせっかい」と批判されていたと思うんですが、、、しかも“もう大丈夫”って、、、アタマ大丈夫?何を根拠に言ってるんでしょうか。
【追記】
■「プリンス安倍」退場 保守論客の弁は(魚拓)
<教育再生関連ニュース>
■09/19 道徳、教科にせず 中教審方針 再生会議案「困難」
http://www.asahi.com/edu/news/TKY200709180393.html
■09/19成績による予算配分廃止へ 学テ不正行為受け東京都足立区
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2007091901000330.html



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